62.低置胎盤

当時、半泣きでこちらのHPでいろいろ勉強させてもらいました。

1995年、第一子を助産院で経膣分娩しましたが その時に直前まで逆子で、帝王切開の手術日まで決まりました。

 

今回は 双子で、しかも低置胎盤。早い段階で予定帝王切開と決まり、再びHPにお世話になることになりました。

幸いなことに経過も順調でしたので、管理入院をせずに手術日1日前に入院。

術後の回復も早く、親子3人で1週間で退院することができました。

 手術はさほど恐怖感もなく、まないたのコイ状態で臨みました。

 腰椎麻酔&硬膜外麻酔の併用でした。麻酔の注射はそんな大した痛みではなく、余裕~だったのですが

 お腹の消毒が冷たくてくすぐったくて・・・てっきり、お腹を触ったりして麻酔の効き具合を確認するものだと思って

いたので、いきなりメスを入れる事態にかなり動揺、急に怖くなりました。

 しかも、まったくの無痛ではなくてキュキュっとつねられるような痛みがあり、

下から引っ張られるような痛みも・・(これは尿管を入れたときなのかな?)

が、頭の上で麻酔科のドクターがいろいろ話しかけてくれて気が紛れました。

天井の照明にボンヤリと手術の様子が映っているのが気になりましたが(笑)

 

手術は30分ほどでしょうか。体をぐいって引っ張られてまず一人目、1分後に2人目が出ました!

顔のそばに近付けて見せてくれたけど、必死で横目で見てたら「頭動かして大丈夫よ!」って笑われました。

そのあと、眠くなりますよ~・・ていわれてほんとに寝てしまい。起きたら病室でした。

貧血だといわれ、採ってあった自己血を400ml戻しました。

手術後は、たしかに傷のいたみと後陣痛が、つらかったです。

経膣分娩のときよりよっぽど痛かった・・・ていう感想です。

しかも、長男のとき、母乳の出がいまいちで、完全母子同室で大変だったのですが 

今回はどういうわけか術後2日目くらいから母乳が出すぎなくらい出て・・乳腺炎にもなりかけて

これまた痛くて大変でした。

 

5年前、医療処置に頼らない「自然なお産」(表現がおかしいですけど)にあこがれて、カンガルーケアもし、

ベッタリと片時も離れず同室で過ごした私。

今回、母子別室で初乳も哺乳瓶でミルクだし、どうなんだろう?って思ってましたが

お産の方法なんか全然関係なし!

3人とも、めちゃくちゃカワイイし、愛情たっぷり注いでます。

双子が、無事に生まれてきてくれたことに感謝の毎日です。

 

人生初の手術が帝王切開でした。私はたまたまラッキーだったのかもしれませんが

今回も、幸せないいお産だったと思ってます。