5.児頭骨盤不均衡(P.1)

結婚して2年間子供に恵まれず丸2年が過ぎた頃、やっと授かることが出来ました
妊娠中は、つわりもひどくちょっと動くとお腹が張ってしまい自宅安静の生活でした。
それでも順調に育ち出産の日を迎えることになりました。
11
20日(37週検診日)
明け方ちょっとしたおしるしがあり、その日は検診日という事で受診しました。
陣痛の波を図る機械をつけた所、7分間隔と言われその日のうちに入院することになりました。
しかし半日で1~2センチと進みが遅く結局本当の陣痛らしき物は
翌日のお昼辺りでした・・・(前駆陣痛だったのでしょう)
私の通っていた産院は、ソフロロジーという出産法でしたが、私にはちょっと難しかったです。

ラマーズ法も教わっておけばよかった。

11
21日(夕方)
痛みはどんどんひどくなり、尾てい骨とお尻が痛くトイレにもいけない状態になり立ち上がることも出来なくなりました。
私自身、普通分娩に何の迷いも無くこの陣痛の痛みも皆同じなんだと思っていました。
7
時を過ぎた頃、子宮口は8cm陣痛は2分間隔でした。
ものすごい痛みで苦しんでいる私を見て先生が「レントゲンを撮って見よう!」と言い、痛みの合間をぬって撮影しました。
結果は私の骨盤は扁平になっていて赤ちゃんの頭がはまっている・・・という事でした。
急遽、スタッフを集め緊急帝王切開になりました・・・
私は、自然で!と望んでいたのでとてもショックでしたが「産声も聞けるから」と言われた事で踏ん切りがついたような気がします。
手術中は、元気に生まれてきて欲しい・・・とそれだけを考えていまた生まれて少しすると赤ちゃんを見せてくれたのですが、

とても感動したのを覚えています。

術後は、とても寒くとてものどが渇き辛かった~!眠りたいのに興奮していて、隣の未熟児室で赤ちゃんの声がすると

 

「我が子かなぁ?!」なんて思っていました。

私の場合この続きがあり、翌日赤ちゃんはABO型不適合による
黄疸値が高く医大の方に救急車で運ばれてしまったのです。
動けない体で産んで間もない我が子と離れるのは手術の痛みよりも痛く感じました・・・
結局子供のいないまま6日で退院し、そのまま医大にいる子供の付き添い入院をしました・・・1ヶ月以上です。
そもそも、不適合の場合、妊娠しにくく流産の可能性も大きいようなので、今は息子の生命力の強さに感謝しています。


私も、昨年1115日に 帝王切開で、女の子を出産しました。
予定日は、114日で 子供も順調に大きくなっていたのですが なかなかでてくる気配が無く、 骨盤のレントゲンを撮ったところ 
仙骨というほねが 普通のひとより まっすぐで 子供が通れないかも・・・ と。 

普通に産んでも、帝切になっても いいように、病院(個人です) の休みの前の日に入院し、バルーン入れたりして 当日備えました。

そのまま気づかなかったら かわいい娘に会えなかったかも・・と思うと、先生に感謝!です。  

その後、 ホルモンのバランスが崩れたせいで 大量の出血があり
産後、3ヶ月くらいで 中絶と同じような感じの処置をしてもらいました。 
母子手帳には「児頭骨盤不均衡」になっています。
仙骨は 骨盤のなかにあるそうなのですが 本来は、カーブがついていてそこを子供がとおる時くるっとまわって? 行くそうですが 
私の場合は まっすぐなので 骨の先が出口を狭くしている様でした。(わかります?)

 

なので 臨月になっても、おなかは全然さがりませんでしたよ。


妊娠して初めて受診したときに「145cm以下の人は帝王切開になる確率が高いですからそのつもりでいた方がいいですよ。」と言われました。
自然分娩をしたいなら体重を増やさないことだと言われたので体重管理には気を使いました。

その甲斐あって6.5kg増でおさえられました。でも、赤ちゃんはうれしいくらいに順調にそれも標準的に育ってくれていました。

36週目頃撮ったレントゲンの結果も骨盤と頭蓋骨の差がわずかしかなくて自然分娩はかなり危険なことがわかりました。
心の中では手術を納得していたのですが、何故だか医者の前ではかなりの抵抗をしてしまいました。(反省(u.u;)
私にとっては結婚10年目にしてできた子供だし、なんとなーく
不妊なんじゃないかと疑っていたので「安全第一」でいきたかったんですけどね。
帝王切開が決まったとき母の反応ちょっと辛かったです。
私よりも打ちひしがれているようでした。
入院は手術の5日前。この5日間はかなり暇でした。
手術前にしなくちゃならない諸々の検査は入院前にほとんど終わっていましたので、毎日する事といえば胎児の心音を記録することだけでした。

手術前日に剃毛、当日午前に浣腸。
私の手術は午後の2番目でした。

手術中はわりと冷静で医者の雑談に聞き耳を立てていました。
麻酔でおなかの感覚がなかったので開腹しているところを見たいなぁって思ってました。(私だけ?)
「もうすぐ生まれますよ。」の声と同時に胃のあたりが引っ張られる感じがしてやっと誕生。
メスを入れた所に胎盤があったそうで時間がかかりました。
あとで前置胎盤だったと知らされました。
術後はいろいろ痛かったですが順調に回復して当初の予定通り2週間で退院しました。

 

(ここの病院は退院検診の結果で退院がのびる人が多いのです。)


私は「児頭骨盤不均衡」のため2人の子供を帝王切開で出産しました。
1
人目の妊娠中37週目にレントゲンを撮り、私の骨盤がハート型になっていて赤ちゃんが通れないということが判明したのです。
すごくショックでしたが赤ちゃんを危険にさらすわけにはいかないので決断しました。
先生は 「この状況でも自然分娩にチャレンジする医者もいるかもしれない。

 

でも実際に医者の判断ミスによって負わなくても良い障害を背負ってしまう子がいるのも事実。
私は絶対に赤ちゃんにケガはさせたくない。
そんな賭けのような出産は無意味だと思う」 とおっしゃいました。
私はこの先生の言葉を信じて決断したのです。
手術は予想以上に痛いものでしたが、そんな思いをしてもやはり産んで良かった、安全にこの子達を外の世界に出してあげることが出来て良かったと思っています。


39週目の検診で内診をしてもらい、「児頭骨盤不均衡」と言われ帝王切開になってしまいました。
まさかの帝王切開で、手術前日まで泣いたりしてしまいまし。
今、手術を受けてみて「なんであんなに悲しかったんだろー」って言うのが一番の感想です。
手術後、3日間背中に麻酔が入っていたので、傷の痛みは特に感じませんでした。
手術後の3日目のはじめてベットから起き上がるときが一番辛かったです。


骨盤より子どもの頭が大きくて下がってこれませんでした。
予定日の数日前に破水したので帝王切開となりました。
二人目は 普通分娩を試み、38週目に計画出産のため入院したが うまく行かず手術。
三人目は 普通分娩にトライしますか?と尋ねられましたが自分で帝王切開を選びました。


児頭骨盤不均衡で帝王切開になりました。

10カ月に入っても全く骨盤が開いてこなかったそうです。
結構人気のある個人クリニックでしたが、年に2.3人しかいないほどの骨盤の狭さと言うことでした。
この先予定日までに急激に開いてくるかもしれないけれど、大事をとって予定帝王切開となりました。
過去2度の流産を経験している私にとっては、子供が無事産まれて来てくれることだけを望んでいたので何も抵抗なく納得しました。
出産の前日から、計2週間の入院生活でした。
手術中は半身麻酔のためしっかり分かっていました。
痛みは全く感じなかったけれど、気持ちが悪かったのだけはしっかりと覚えています。
先生や看護婦さんの会話まではっきりときこえていました。
世間話しているんですよー。  こっちは真剣なのに・・・(苦笑)
でも元気な産声が聞けたときは、とても感動でした。
分娩所要時間は28分となっています。

その日はとても大変でした。
麻酔がきれてくるとしびれやだるさが1度に襲ってきます。
回復室のエアコンがとっても効いていてものすごく暑かった。
心電図を胸につけられて、その箇所が汗で真っ赤になりカブれてしまったほどでした。
その後もずっとベッドでの生活。
導尿と点滴がとれるまでは本当にツラかったです。
でもこれも育児に比べれば・・・(笑)
普通分娩の出産の大変さは分からなかったけど、術後の苦労も勝るとも劣らずでしょう。
今もまわりにはアレコレ言う方がいるかも居れませんが、帝王切開も立派な出産方法です。
今でもチクチクの痛みが残ってもいます。
でも大切な子供が生まれてきたステキな出口の傷。結構、愛着わいていますよ。