傷がきれいなら自然分娩を望んでいましたが、子宮破裂の危険性を聞き私が帝王切開になったのは、
妊娠前の子宮筋腫核出術の傷が心配だからということでした。
何より安全に子どもを産みたいと、術後すぐから帝王切開の覚悟をしていました。
でも痛くなくていいよねなどという偏見の言葉を聞きつらい思いもしました。
生まれてしまうとそんなこと関係ないのですが、あの時はとても悲しかったです。
私の場合は子宮筋腫の手術をした病院での出産だったので、術後の傷がどれほど治っているのか
確認するために、普段より多いスタッフや学生さんたちに囲まれた、たいそうな出産でした。
麻酔は若い医師に担当され始めはうまくいかなかったのですが、そばにいたベテラン医師の
適切な指導のおかげで何とかなり、また吐き気などへの対応も早かったです。
子どもは生まれてすぐ、左肩のあたりに寝かせてもらい、3分くらいゆっくり手を握ったり話しかけたりできました。
うちは子どもは順調だったのですが、なにかあっても産科の一つ下の階にNICUがあり、すぐに対応してもらえる病院です。
このサイトのおかげで自信を持って出産に臨めたのでありがとうございました。
これからもたくさんの帝王切開をする妊婦さんの励ましの場になればと思います。