36.高位破水

 

2001.8.29予定日の検診ではエコーの画面に顔が写ってしまうほど産まれてくる気配なし。
「赤ちゃん、大きめだから1週間後に入院しましょう。」と先生。促進剤を使うらしい。
やだな・・・と思いつつも95日に入院予約を入れる。

9.1 夜中の3時にお腹の中を何かが流れる感覚がして目がさめる。
トイレにいくとおりもの?みたいなものが拭いても拭いても出てくる。でも少量。
病院に電話して行ってみると内診の結果「破水」だったので入院になる。
子宮口が1センチなので超チビサイズのバルーンを入れる。(かなり痛かった)
夕方になっても陣痛がこないので弱い促進剤の点滴を始める。
夜になっても陣痛がバラバラなのでバルーン&点滴をはずす。(母さん睡眠をとる)

9.2 朝の内診。子宮口2センチ。弱い促進剤&子宮口を軟らかくする点滴スタート。
夜になっても陣痛は微弱でバラバラ。

先生から帝王切開の話がでたが今日はヤダ!!
明日まで・・・とねばった。(夜の食事なし)

9.3 朝の内診。子宮口2センチ。頭が下りてきた子宮口は軟らかい。強い促進剤をスタート。
お昼頃から1.2分間隔の陣痛が襲う。子宮口4センチ。中途半端に破れていた膜を取る。(破水させた)
夕方4時に手術を勧められたが夜まで頑張りたい!!とまたまたねばる。
夜の7時ごろ内診したら・・・あかちゃんが4センチの小さな穴??で回旋を始めてるからオデコに「こぶ」ができてる!!と助産婦さんに言われて・・・あわてて「切ってください!」とお願いしました。
夜の939 3362gの女の子誕生!!真っ先にオデコを見たらちょっと赤くなってたけど 「こぶ」はなかった。ホッと安心。

産後に聞いたお話では「高位破水」の場合、あかちゃんがうっかり破いてしまったから本人は産まれてくるつもり?はないらしい。
だから母体も出産モードに入らないようです。
破水した場合、原則的には24時間以内に産まれないと帝王切開になるけど、あたしの場合はあかちゃんが元気だったので様子をみてくれたようです。
実際、羊水もきれいであかちゃんも元気でした。


オデコの「こぶ」の事はあたしに手術を決心させるための少しオーバーな話だったようですね。
でももし、もっとねばって、あかちゃんに何かあったら・・・と考えると怖い。
五体満足なあかちゃんに会えてホントに安心しました。