1.逆子(P.1)

私は逆子で帝王切開になりました。
もっとも、逆子の中でもお尻を下にしている安全なタイプで骨盤も広いということで、私は計画的な経膣分娩にトライする気でいました。
ところが、予定日より3週間も前に破水してしまったのです。
具体的な分娩方法をお医者さまと話し合う前に。

お腹の子が危険だと言われ、感染防止の筋肉注射を打たれ、血管を確保され、剃毛を受けて、緊急に帝王切開になりました。

麻酔を打たれましたが局部麻酔でしたので、術中のことはハッキリ覚えています。術前に先生は、「今は帝王切開でも、4人まで産めるからね。」とおっしゃいました。
私の場合、術中いちばん痛みを感じたのは導尿管を通すときでした。
あとは、お腹を切られている感じ(横切りでした)と、ぐいぐいとお腹から娘をひっぱりだしている感じがするだけで、多少の痛みはありましたが、「産みの苦しみ」というほどの痛みではありませんでした。
しばらくして娘の泣き声が聞こえました。ほんとに「ホギャア」と泣くんだな、と感心しました。枕元で娘を見せられて、なんて可愛い赤ちゃんだろうと思いました。

帝王切開の術後が、これほどの痛みの嵐だとは思いませんでした。

心電図と酸素マスクと血圧計と点滴の管でがんじがらめにされて、身じろぎもできず、あまりの痛さに涙とうめきを堪えきれず、痛み止めをお願いすると、1度はすぐに痛み止めを点滴に入れてくれたものの、あまりたくさん投与することはできないから、可能な限り我慢しなさいと言われました。
結局、その晩は、そのあと、2度痛み止めをもらいました。
1度は点滴で、1度は筋肉注射。

朝になると、子宮収縮剤の筋肉注射を打たれました。点滴は3日で外れましたが、筋肉注射の方は、5日間、朝晩の日課となりました。
注射自体が物凄く痛いうえ、10日目の退院時には、両腕が注射の跡で腫れあがって大変痛かったのを覚えています。

施術翌日の夕方、導尿管を抜いて手すりにすがって新生児室まで歩きました。
点滴の針をさしたままの腕に、初めて娘を抱かせてもらいました。
こんなに痛くて、立っているのもやっとなのに、娘は抱けるのが不思議でした。

3日目の朝、胸がぱんぱんに腫れ上がって熱を持ちました。その日は1日中、助産婦さんが入れ替わり立ち替わり、マッサージをしてくれましたが、これがまた痛いのなんの!黄色いお乳で、バスタオルがあっという間にぐっしょりになり、何枚もタオルをしぼって、またマッサージという感じでした。

私は帝王切開を1度きりしか体験していませんが、これから帝王切開を受ける方に言っておきたいのは、
「痛ければ我慢しない。痛い処置はお医者さまや助産婦さんに話して最低限にしてもらい、痛いときには痛み止めをもらう」
ということです。
痛みには個人差があります。痛いと感じるのなら、痛いと主張することです。
私はつい見栄をはって(?)我慢してしまい、よけいな痛みを損したなあと思います。


私も帝王切開で男の子を出産しました。
理由は逆子プラス臍帯が首に巻き付いていたんです。
7ヶ月頃から逆子体操をはじめたんですが、なかなかひっくり返りませんでした。
私の赤ちゃんはこの態勢が居心地がいいんだなぁと思うようにして、
自分のおへその下、つまり赤ちゃんの頭をなでていました。
できたら自然分娩で産みたいけど、帝王切開だと5分で産まれてくるし、誕生日は前もって決まっているし、元気に赤ちゃんに会えればどんな方法でもいいや・・ってな感じに思っていました。

そんなのんきな私だったので、入院の用意をするときもなんだか楽しいイベントにでも出かけるかのような気持ちでした。
手術前日も主治医の先生に「お腹縦に切る?横に切る?どっちでもいいよ。
ハイレグの水着が着たいなら横がいいよ・・」なんて言われて、
一晩考えて、ハイレグはもう着れないけど、横切りにしてもらいました。

帝王切開は破水を避けるため予定日より2週間ほど早くするらしく、38週目、11月2日に産まれてきました。。。
私も家族も安心したのもつかの間・・、次の日赤ちゃんに異常が見つかって救急車で清瀬にある小児病院に連れて行かれてしまったのです。
急を要するようで、旦那さんは先生から話は聞いていたようですが、
私はどんな理由かもよくわからず、赤ちゃんに2度しか会えないまま抱っこなんて一度もできなかったんです。
せめて救急車で出発する前に一目でもいいから赤ちゃんに会いたいと、術後1日目で傷口もまだくっついていないし、痛かったけど、
点滴を引きずりながら走って行って見送りました。
結局救急車で運ばれてすぐにお腹を半分以上切る手術をしました。
あと1、2日遅かったら命が危なかった。。。。と。
でも今では何事もなかったように元気いっぱいに育っています。

長くなってしまいましたが、
結局帝王切開で予定日より早く産まれたのと、自然分娩に比べて赤ちゃんに負担がかからなかったのが幸いしたのです。
この子がおなかの中でずっと逆子のままでいたのも、自分の運命がわかっていたのかななんて考えています。
本当に元気になってよかった!!
帝王切開ばんざーい。


私は去年の8月に逆子で帝王切開になりました。
自分で逆子ってわかったのは里帰り出産で転院前の最後の健診をうけているとき。
紹介状を書きながら先生が突然「あっ逆子だからそれも一応書いとくねえ」って。
「えっっっ私逆子だったの?」確かに上の方はあんまり蹴られないよなとは思っていたもののそれならそうと早く言ってほしかった。
なにしろマタニティスイミングで呼吸法や、いきみの練習しまくってたし・・

 

実家のある福岡の病院へ行くと「すぐに逆子体操をしないと
帝王切開になりますよ」といわれ、はじめて自分の身に帝切が迫っていることを知りました。(32週のとき)
そこの先生は無理に回すことはしないといわれ、代わりに鍼灸院を紹介され体操とお灸でなんとかなおそうと頑張りました。
 

9ヶ月の終わりには手術の日程を決められ、「手術の直前でも治ってたら切らないからね」といわれつつ手術用の検査はどんどんすすめられ、泣きながら家に帰ったこともありました。
そんな私が腹をくくったのは37週のエコーで狭い子宮の中で
子宮壁に押さえつけられながらも必死に生きている娘の姿を見たときでした。「自然分娩にこだわるのは結局私のエゴなんだな」ってあきらめがつきました。

いざ当日、何と激痛の中での出産でした。
麻酔が効かなかったのだあ。
まさに切腹!!!おかげで、産声を聞いたときも感動より
「あ~これでもう切られなくてすむ~」って感じでした。
それから2日は高熱と傷口&子宮収縮の痛みでほとんど死人でしたねえ。  「みっ水くれ~」って心の中で叫んでた(笑)

今は6ヶ月になる娘とのほほんと暮らしてます。
でも、やっぱりどこかにコンプレックスになってます。
特に「楽でいいね」とか「陣痛なんか経験しない方がいいよ」って言われるとね・・・


子供は、6ヶ月くらいから逆子で、逆子体操もしたし、お医者さんに手でお腹の上からひっくり返してもらったり(すごーく痛い。涙出ました)したけど、直らず。
姑からは、「プールの中で逆立ちしたら直るんだってー」なんて言われながらも、9ヶ月目で破水するまで逆子のまま・・・。
病院に行くと、すごい大きいナプキンを貰ってあててたんだけど、羊水がすごい勢いで流れていきます。

さすがに不安になったけど、病院中を歩いてレントゲンを取ったり、血液を取ったりして。
その後陣痛がやってきたんだけど、手術室が一杯で半日待つ事に。
その陣痛のさなか、悌毛、尿道に細いパイプをつけたり、浣腸されたり。
どうする事も出来なかったけど、恥ずかしいやら痛いやら。
しかも、帝王切開の不安も大きくて。
 
いざ、手術の時は、あまりにも陣痛が痛くて麻酔は分りませんでした。
子供が生まれるまで30分くらい。
生まれたら、綺麗にしてすぐ横で見せてくれました。
それからまた、閉じるのにすごい時間。
研修医が執刀で、(もちろん、ベテランの先生も付いてましたが)
「ここは??」とか、「代わります」とか聞こえてて、すごく嫌でした。
途中、すごく気持ち悪くなってしまって。
 
術後は、傷口が痛いにもかかわらず、2日目からトイレに歩く事に。
授乳は3日目から行きました。でも、どうしても前かがみに歩いてしまってなかなか。
それに、シャワーが出来ないのもつらかったです。
お見舞いも1週間は来て欲しくなかった。

私は、「逆T字切開(子宮がね)」なので、今度も帝王切開だそうです。今、思い出すと怖いな~。と思ったり。

でも、次の子も欲しいので、頑張ります!!

 

 


私は最初から逆子で、もう6,7ヶ月からずっと子供の位置が変わらず、羊水も少なくって、
逆子運動もむなしく,予定帝王切開となりました。
後でわかったのですが本当に頭の大きい子供で、胃のちょうどくぼみの所に頭があり動かなかったようです。
手術の日は産院の手術日というのが週に2日あって37週目のどちらかの日選んでくださいねと言われ、ごろがいい15日に決めました。

帝王切開というと麻酔して、目が覚めたら赤ちゃんが産まれてると言うような安易な考えで、手術室に呼ばれた時も「はあーい」なんてのんきに返事なんかしちゃったりして。
手術室に入り、注射。
腕にする筋肉注射は痛いって聞いてたんですが、とりあえず我慢できました。
腰にする麻酔、腰椎の注射はもー痛かった。
痛いというか、頭が真っ白に。。。手術は、赤ちゃんが取り出されるまで下半身麻酔、そしてその後の処置は全身麻酔になりました。
赤ちゃんは予想以上に大きくてなかなか出ず、あばらのあたりをグイグイ押され,しばらくして赤ちゃんの泣き声が聞こえました。
顔をみて涙が出ました。そしてフーっと全身麻酔になり激痛で目がさめました。
足のしびれ、ものすごい汗、お腹の痛みに腰あたりの鈍痛、6時間おきに痛み止めを入れてもらい、手術のその晩は記憶がとんであまり思い出せませんが退院時、10kg痩せてたのでよっぽどだったとおもいます。

入院は全部で11日。レーザーメスによる手術だったので傷は9ヶ月たった今ではうっすら?というかみみずばれ程度です。
もちろん水着!着ますよー!
帝王切開、私の人生においていい経験だったと思います。


子供は3人いて、第1子と第3子が帝切でした。
1子は、単なる逆子でした。が、OPの後にお腹(腸だと思う)が張ってしまい、夜も眠れないほどキリキリと痛みました。
半年程で、2子目を妊娠してしまいましたが、OP後の張りが嫌なので、下から産むことを希望しました。 

総合病院でしたが、同じDrに診てもらっていたので、経過観察をしながらということになりました。
幸い何事も無く、予定日より10日送れて、26時間かかって出産しました。 
通常10日ぐらい遅れると、誘発かけますが、帝切経験者は、子宮破裂の恐れがあるので、それはしません。
次の日は、OPのための入院予定の日でした。

3子は、またもや逆子でしたが、前回下から産んだと言うことで、トライさせてもらえる予定でした(今度は同院、別Drで)が...
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週にて前期破水、もたせる事が無理な状態になりました。

頭位ならば問題なく出産できたのですが、骨盤位で推定体重2000g程度だと危険ということで、切りました。

(胎児は頭が大きいので、頭位だと頭が栓になってへその緒が出てくることはありません  が、逆子で児が小さいと、下半身の隙間からへその緒が出てきてしまう事があります。産道と児にへその緒がはさまって、へその緒の血流が途絶えると、児は窒息してしまい
ます。頭が先に出てれば呼吸出来るけど...。それでも他の問題がありますが。)
 
子供は無事生まれ、小さいだけで特に問題も無く、4週間程入院して大きくなるのを待って退院しました。 
私は第1子に増しての張りと痛みで、吐いたりもしてしまいました。
つらいのは、ガスが出るまでなんですよね~。

まあ、私のようにお腹が張って吐く人はそうそういないので、これから産む方は、心配しないで下さい。
痛いときは痛み止めを打ってもらえばいいのです。
妊娠、出産の正しい知識をもてば、(完全でなくても)処置や手技の理解も増し、より納得のいくお産ができると思います。

皆さん、好いお産をしてください。


私は二人とも総合病院で帝王切開で出産しました。
上の子の時は随分早くから逆子で先生にお腹の上から回してもらったり、逆子体操もしたけれど結局だめで、帝王切開で産むことに決めました。
下の子の場合は私の出産した病院は一度帝王切開をしたら、後はずっと帝王切開という方針の病院だったので、初めから帝王切開と決まっていました。
帝王切開が嫌で病院を変える人もいましたが、私は何かあった時のことを考えると、恐ろしくて普通分娩はできませんでした。
一度は普通に産んでみたかったとも思います。
でも、私のこだわりだけで、危険な選択はできませんでした。
いろんなことを言う人もいますが、私は帝王切開も立派な出産だと思うようにしています。


ずっと逆子体操をして頑張ったけれど、逆さまの方がよほど居心地が良かったのか、
とうとう最後まで逆子。
友達が「逆子だったけど先生がお腹の上から手であたって、逆子をなおしてくれたので、
自然分娩できた」と言っていたのもあって、私も、何とか自然分娩ができないものかと思っていました。
里帰りで病院を変わったとき、主治医になった先生が、
「逆子で自然分娩をすると鎖骨が折れたり、脳に酸素がいきにくい状況になったりして、
かなりリスクが大きい。昔みたいに5人も6人も産むならともかく、一か八かの賭をするより、
確実に安全な出産した方がいいのでは。」と言われ、それももっともだと思い、
予定帝王切開を決意しました。
術後の回復も早く、入院して12日で退院しました。

 

2人目~

 

前回と同じ理由での帝王切開だったし,1年10ヶ月しか経っていなかったので,記憶も新しく,前回よりもリラックスして手術を受けました。
でも,やっぱり術後の痛みはひどかった。
後陣痛に,傷の痛み・・・・・。
それに,今回はひどい風邪を引いていたので,術後,咳をするたびにお腹にものすごい痛みが走る・・・・・。
赤ちゃんは小さくて3日ほど保育器に入っていましたが,とても元気な女の子です。
生まれるまで性別がわからなかったので生まれたとたん先生が「女の子だった」と教えてくれて嬉しかったです。

念願の女の子ですもの。
前回の傷のケロイドを綺麗に取ってもらってから縫っていただいたので,
前よりも傷跡がきれいです。だけど,もともとケロイドになりやすい体質らしいので
時間が経つにつれ,少しケロイドになってきました。トホホ・・・
傷は,1年半たった今でも,少々痛みます。


逆児が治らなくて、帝王切開した方がいいと言われ、赤ちゃんの安全を一番に考えて決心。
それでも不安の方が大きくて、いろんなHPを見て研究しました。
腹を決めて入院したけど、やっぱり当日はめちゃくちゃ緊張と不安でもうガチガチでした。
腰椎麻酔は、思っていたよりは痛くなかったけど、いやらしい痛みですね。
おまけに息苦しくなって、左半分があんまり効かなくて、ちょっと痛かった・・・。
でも、生まれた瞬間は感動しますね。やっぱり。
私の場合は、その後眠らせてくれたので、楽でした。

傷の痛みも、腰から痛み止めを少しずつ注入する管を入れていたので全然感じなかったし。
後腹がちょっときゅうっときたぐらいで。
辛かったのは、ガスが出るまで何も食べられなかったことかな。
あと、母子別室だったから、抜管するまで、自由に我が子に会いに行けなかったこと。
でもまあ、「案ずるより産むが安し」っていう感じですね。まさに。
子供の顔を見ていると、すべて忘れちゃいますね。
 

逆子が8ヶ月からなおらず39週目に破水して病院へ。
私の通っていた病院は赤ちゃんの状態によっては自然分娩してみますという病院だったのですが、私の場合、位置的な問題で、陣痛を待たずにそのまま緊急帝王切開になりました。
麻酔の注射の痛みなどはさほど覚えていませんが、手術の途中で気分が悪くなったのはよく覚えています。
でも局所麻酔だったので、赤ちゃんの産声は聞けました。
術後の傷の痛みですが、そこの病院は背中から(詳しくはわからないのですが・・)点滴のような袋に入った痛み止めをすこしずつ注入する管を通していたので、麻酔が切れた後も傷の痛みは全然感じませんでした。
同じ病院で翌年1歳8ヶ月違いで下の子を自然分娩で出産しました