帝王切開後出産で子宮破裂 中部の病院、3例
2004年4月  ヤフーのトピックスにこんな記事が掲載されました。

 

中部地方の病院で2001-03年にかけ、帝王切開の経験がある女性が普通に出産する
帝王切開後普通分娩=VBAC=で3人が子宮破裂を起こし、新生児1人が死亡したことが19日までに分かった。

VBACは子宮破裂の割合が高いとの調査はあるが、詳細な症例報告は初めて。
帝王切開の後「普通の出産をしたい」と望む女性が増えており、学会で症例を発表した同病院の医師は

「安全確保のための統一的な基準が必要」と指摘している。


女性の1人は30代。

帝王切開出産から約2年後、同病院でVBACに臨み、2人目を無事産んだが、出産2日後に子宮破裂が判明、緊急手術を受けた。
別の30代女性は、産婦人科医院での2度目のVBACの際、大量出血でショック状態になり、
同病院に搬送された。帝王切開のあとに沿って子宮が断裂、子宮後方まで裂けていたが、
縫合手術で助かった。(共同通信)

2004年4月19日